• プラスαのお勧め落葉樹・ベスト4

    お勧めの落葉樹①:「シラカバ・ジャコモンティー」

    「シラカバ」はあこがれの樹木です。でも、信州など冷涼地に自生している木で、庭木とは無縁。そう思って諦めていませんか? しかし、もし全国どこでも、あの白い幹の木をシンボルツリー or 記念樹として植えることが出来るとしたら。勿論、白い幹のままで!

     答えはYES。それが「シラカバ・ジャコモンティー」!

     「シラカバ・ジャコモンティー」なら、暖かいところでも育ち、幼木でも幹が白いという特性を持っています。だから、「シラカバ・ジャコモンティー」を植えれば、お宅のお庭にも白い幹の樹木が仲間入りし、きっとご近所の評判に・・・

    なお、「シラカバ」はブナ目、カバノキ科、カバノキ属の落葉高木です。つまり、ブナの仲間で、カバノキのグループで、幹が白くなる木ということです。有名な「ダテカンバ」もシラカバ」の近樹種です。 まっすぐ上に伸びるのが特色で、このため、樹形がすっきりしており、元々シンボルツリー向きの樹木ともいえます。

    「シラカバ・ジャコモンティー」
    「シラカバ・ジャコモンティー」

    お勧めの落葉樹②:「モミジ」

     ここで「モミジ」を取り上げたことを不思議に思われる方が多いかもしれません。日本では有名過ぎてありふれているからです。

     しかし、プロの目で見ると実に素晴らしいシンボルツリー or 記念樹となる事が分かります。具体的には、樹形・葉の形共にシャープ(和・洋を問わずモダン系住宅に最適)・日本の土壌に合い育てやすい・成長が比較的遅く管理がしやすい、等々。また、記念樹として品種にこだわる時は一般的なイロハモミジではなく、より珍しいものを選択することも出来ます。

     では「モミジ」とは? 分類上は、カエデ科、カエデ属の落葉高木となります。ただし、古くから日本人が親しんできた樹木で、園芸種を含めると400種以上に達すると言われています。さらに、系統的に分類すると、ハウチワカエデ系・オオモミジ系・ヤマモミジ系・イロハモミジ系、などに大別できます。

    「イロハモミジ」
    「イロハモミジ」

    お勧めの落葉樹③:黄色い花の「モクレン」

     お馴染みの「モクレン」の花はアカムラサキかシロ(「ハクモクレン」、実は「モクレン」の近樹種)。しかしもしお庭に黄色い花の「モクレン」が植わっていたなら?

     実は、黄色い花のモクレンは園芸種。でも、交配が進みかなり出回るようになりました。販売名は「イエローバード」が有名。他にも、「エリザベス」「金寿」などがありますが、それぞれ出自が異なるようです。

     いずれにせよ「モクレン」の仲間で、黄色い花の「モクレン」も4月頃に開花し、春を飾るに相応しい樹木とも言えます。

     では「モクレン」とは? 分類的には、モクレン科・モクレン属の落葉低木となり、春にアカムラサキ色の花を咲かせます。なお、白い花の「ハクモクレン」、早春に白い花を咲かせる「コブシ」も「モクレン」の近樹種です。

    黄色い花の「モクレン」
    黄色い花の「モクレン」

    お勧めの落葉樹④:「アオダモ」

     スッキリ樹形NO1? 最近人気が急上昇。実は最も多くシンボルツリー等に使われる「シマトネリコ」(常緑樹)の仲間です。でも、幹の色が緑っぽくて美しい・落葉樹なのでより繊細・成長スピードが比較的遅く管理がしやすい・元々日本に自生している樹木でかつ自然のものは希少となっている・加えてバットや染色材料としても使われ親しみやすい、など魅力・話題性も抜群。

     「アオダモ」は、モクセイ科トネリコ属の落葉高木。従って、お馴染みの「シマトネリコ」(沖縄・台湾等に自生する常緑のトネリコ)や、日本の古い集落・農家などでよく見かける「トネリコ」の仲間です。

    「アオダモ」
    「アオダモ」

     少しだけこだわった落葉樹4種を紹介しました。勿論、春先前に植えるシンボルツリー・記念樹としても最高。ただ、これ以外にも当店が推奨する樹木は数多くあります。また、庭木選びには、お客様の好み・植える条件も加味しなければなりません。だからこそ、エクステリアに関しては少し時間のある今、当店にご来店いただきじっくりとした談義を!

     またこのような時期だからこそ、人工物と工業製品(メーカー商品)だけではない、つまり自然と付き合える屋外空間について考えてみてはいかがでしょうか・・・

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  • eg-倶楽部  2022年12月・臨時増刊号

    eg-倶楽部  2022年12月・臨時増刊号 

    お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部

    「詩仙堂」(京都市)・・・徳川時代草創期に活躍した芸術家&作庭家「石川丈山」が、人生後半の自らの住まいとして使っていた「詩仙堂」。同時にそれは、彼が描いた理想の芸術空間でもあった。そして今も、日本庭園ファンあこがれの・・・
    「詩仙堂」(京都市)・・・徳川時代草創期に活躍した芸術家&作庭家「石川丈山」が、人生後半の自らの住まいとして使っていた「詩仙堂」。同時にそれは、彼が描いた理想の芸術空間でもあった。そして今も、日本庭園ファンあこがれの・・・

    2022年も早師走。でもお客様も、私どものお店ももうひと頑張り。そして、素晴らしい2023年を! 「eg-倶楽部」も<12月(年内最終)・臨時増刊号>発行! そして、テーマはこの時期にピッタリの<エクステリア収納>!