• 2025年1月の「egg-西日本地区定例会」 無料体験参加者募集中!

    25年1月のegg-西日本地区定例会・スタッフ研修ご案内

    1月15日(水)「egg-西日本地区定例会」の会場となる「浪速区民センター」

    1:開催日時 2025年1月15日(水) 13:00〜17:00

    2:開催場所 浪速区民センター・第6会議室(3階)

    〒556-0023 大阪市浪速区稲荷2-4-3 TEL06-6268-2171  FAX06-6568-3171

    egg-藤田携帯  080-5346-1177

    3:「定例会」の概要

    *2024年の「egg-加盟店」動向と2025年の動向予想

    〇2024年・13店舗の動向

    〇2025年の見通しと各店の方向性

    *今後の店づくりと差別化戦略

    〇自然素材の重要性と、それを使いこなすためのポイント

    〇メーカー商品しか扱えない事の危険性と、スタッフのスキルダウン

    *デッキ地域NO1宣言(続)・・・プライベートガーデン市場開拓の切り札

    *より重要となる「杉柾」(≒国産天然木)の役割

    *2月の「定例会」日程と主要内容

    4:確認事項。

    *egg-加盟企業様はチラシ、DM、PR紙等の販促物を20部、eggへ事前送付するか、当日持参してください。会場で配布し参考資料とします。

    連絡先:egg-藤田 E-mail egg.fujita@leto.eonet.ne.jp FAX 072-257-3170

    補足事項:コロナ・インフルエンザ等の対策のため、37.5度以上の発熱等体調不良の場合は参加をご遠慮ください。

    補足事項:通常開催が基本。ただし、要望に応じリモート対応も。

  • eg-倶楽部   2025 新年号

    eg-倶楽部   2025 新年号

    お客様とお店をつなぐ「コミュニティー紙」 編集:egg本部 

    写真:「陽はまた昇る」 新しい年と共に新たな希望が! さあ、素晴らしい1年のスタート!

    令和7年 新年あけましておめでとうございます

     新しい年を迎えた今、私たちの<暮らし or 暮らし方>について少し考えてみたいと思います。そのスタイルを根本から見つめなおす必要が出てきたからです。

     えっなぜ見つめなおす必要があるのか・・・って? 答えは明確で、一人一人が何も考えず、今までと同じような暮らし方を続ければ、社会、いや地球そのものが人の住めないものとなってしまうからです。

     そして、エクステリア(住まいの屋外空間)は、その最も重要な<暮らし or 暮らし方>に繋がるスペースでもあります。自然と最も大きな関わり合いを持つ場所でもあるからです。

     でも新たな<暮らし or 暮らし方>とは、決して大きな苦痛を伴うものでは無く、忘れていたものを取り戻し、むしろゆとりと本当の幸せをもたらすもの。そう確信しています。

    暮らしの中に小さな自然を! そこから?

    植栽は手間がかかるのでチョット・・・という誤解

     最近、雑草が生えないようにしてほしい、大きく育ちすぎた植木を伐根処理してほしい・・・そんなご相談が増えてきました。勿論、当店では即対応!

     ただそんな世相を反映してか、エクステリア(住まいの屋外空間)に関するプラン作成のご依頼の中で、植物は使わないで欲しいと言うお客様が増えています。その背景にあるのは、<メンテナンスに手がかかるから>と言うご心配。勿論、植物も生き物である以上メンテナンスゼロと言うわけにはいきません。

     実は樹木や草花が嫌いと言う方はほぼ皆無。ただ、枯れるのが心配、管理が大変、古い住宅で伸び放題の植木や雑草を見てそんな事になっては大変と言う心配・・・と言った理由で植栽を拒否される事が大半を占めています。

     しかし、エクステリアのプロショップであれば<思った以上に手がかからない植栽プラン>をご提案することが出来ます。当然<防草対策>も考慮しながら・・・。具体的には、A:ゴロタ石などと上手く組み合わせる(部分的に防草シートと組合すことも) B:成長スピードの遅い樹木を使う・・・など様々な方法があります。

     加えて、新しい植栽プランを受け入れていただいた時は、ほぼ100%<やっぱり樹木や草花を植えておいて良かった>と言う言葉をいただく事が殆ど。それだけ、暮らしに潤いが生まれるからです。

     補足するなら、地球温暖化・環境問題、そこから派生したSDGsと言う観点からすると、住まいの植栽は一つの義務とさえ言えるかもしれません。それが<自然との共生>の第一歩となるからです。

    あまり手のかからない植栽プラン

    アオダモ(落葉樹)

    ソヨゴ(常緑樹)

    もっと「自然素材」の見直しを!

     現代の暮らしに合った植栽の有効活用。それに加え<自然素材の見直し>もより良い暮らしのための重要ポイントとなります。

     エクステリアでの自然素材とは<植物><天然木><石材>が主力対象となります。<植栽>に関しては既に取り上げたので、ここからは<天然木>と<石材>について述べます。

     まず<天然木>ですが、実はこれほど素晴らしく使い勝手の良い素材は他に存在しません。他に類を見ない多様性を持ち、耐久性やその他の品質に関しても非常に優れているからです。加えて、金属やプラスチックでは味わう事が出来ない風合い、時が経つのに伴い味が出る経年変化と言った魅力、さらには(特に国産木材を使えば)環境問題にも貢献出来る。このような長所も兼ね備えています。

     このように書くと<チョット待った。耐久性に問題があるから木は使いたくない!>そんな声も。でもそれは誤解です。プロが樹種・部位などを選び優れた施工を行えば、最近急増している樹脂木(人工木)や発泡系のプラスチック製品より長く使う事が出来るからです。

     また、プロが推奨する天然木のデッキは、耐久性と言った品質面に加え、どのような地形に合わせることも出来ます。三角形や時には五角・六角形にも。またハイデッキと呼ばれるタイプにも!

     同じことが目隠しフェンスにも言え、あらゆる敷地への対応・デザインや形状自由自在・デッキ等との同素材でのコーディネートもOKと言った長所も!

     また、植物や天然木を使った場合は、石材との組み合わせでさらにその魅力を引き出すことが出来ます(逆に、金属・プラスチック・コンクリートだけの現場では、石材と何となく違和感も・・・)。

     例えば、天然木の門柱に植栽と石材を組み合わせた場合、言葉では表せないほどの相性の良さと魅力が。その一方で、システム門柱と石材だけの門廻りは無味乾燥で時には違和感も。しかし、そんな時も植栽が加わるとイメージがガラリと変わる。それが、植物の持つ計り知れない魅力と言えるかもしれません。

    自然素材をベースとした門廻り

    天然木なら同素材でのコーディネートも簡単に

     ただし、自然素材を使いこなすには大きな壁がある事も事実です。本当のプロとしての知識・技術が必要となるからです。例えば、木のデッキが短期間で腐ってしまった。だから二度と使いたくない(だから樹脂木に)と言った事にも・・・

     だからこそ、自然素材を活かしたエクステリアの依頼は<地元でレベルの高いエクステリア専門ショップ>を選ぶ事が最優先事項となります。

  • 「木」語り 連載第8回

    第二章:世界の森林分布

    7:広葉樹林帯の特性

     「広葉樹林帯」に関しては前述のごとく、落葉広葉樹林帯、硬葉樹林帯、照葉樹林帯、熱帯雨林帯等に大別できます。ただし、「針葉樹」と「広葉樹」が入り混じった混成の樹林帯も、温帯エリア主体に存在しています。いずれにせよ「針葉樹林帯」と比較すると、樹種も多く、多様性に富んでいる事が分かります。その一方で、「針葉樹林帯」の「タイガ」のように集約されたものは、「熱帯雨林」に限定され、全体像を単純にとらえる事はかなり困難な状況下にあります。従って、本コーナーでは「熱帯雨林」に限定し検証して行く事にします。

    <「熱帯雨林」の現状と変化>

     「熱帯雨林」とは文字通り、熱帯エリアに広がる「常緑広葉樹」主体の樹林帯の事です。ただ、同じ熱帯でも乾燥地帯では成立せず、年間降水量が2,000㎜以上の高温多雨地区だけに形成されています。

     具体的には、熱帯エリアの中南米・アジア・アフリカの一部に集約して存在(「熱帯雨林」の分布図参照)しており、様々な樹林帯の中でも、CO2の吸収力に特に優れた能力を持ち、酸素の約40%がここで供給されていると言われています。従って、「熱帯雨林」をどう維持して行くかが、地球温暖化問題の極めて重要課題となっている事は周知の通りです。

     その一方で、「熱帯雨林」が存在するエリアの国の大部分が発展途上国であり、様々な協定が結ばれ、維持・管理の強化努力が行われているにもかかわらず、依然として減少・荒廃が続いており、さらなる対策が求められている事もまた偽らざる事実となっています。

     具体的な「熱帯雨林」の荒廃・消失スピードは、毎秒0.5~0.8haにも達するとの研究もあり、良く起点として取り上げられる1,950年~現在(2,020年~2,023年頃)の状況を比較すると、それ以前は世界の陸地面積の約14%(約21億ha)が「熱帯雨林」で占められていたとの事ですが、現在ではその半分以下の約6%(約9億ha・全森林面積の22~23%)にまで減少しています。

     となれば「熱帯雨林」でのCO2吸収≒酸素供給量も、1,950年頃と比較すると半減していると言う事になり、地球温暖化問題の最重要課題の一つとなっている事は火を見るよりも明らかだと言えるでしょう。

     では「熱帯雨林」の消失要因とは。木材利用のための伐採・パーム椰子生産や焼き畑に代表される農地への転換・それに近年では地球温暖化の影響を受けた大規模火災などがその代表的なもの。

     いずれにせよ「熱帯雨林」が消失した熱帯エリアでは、急速に乾燥化が進み、サバンナのような草原地帯どころか、砂漠化する事も珍しくありません。

    それでは、「熱帯雨林」消失例として、南米アマゾン川流域の状況を以下で提示しておきます。

    世界の「熱帯雨林」分布図

    東南アジアの「熱帯雨林」(マレーシア)